昨日は結局代々木まで行ったのに、歩いても歩いても代々木公園にたどりつける気がぜんぜんしなくって、ほんとはあんまり気が進まなかったんだと思うんだけど、こういう時は方向転換して帰るべし。
一番長いはずの日も気づいたらとっぷり暮れていた。あーあ夜だ、と思ったな。
で今日色々あっってタイムトリップ。
小さい頃、よく連れてってもらってたお母さんの実家探しの旅へ。
おでかけとゆったら代々木の実家か、吉祥寺の従兄弟の家だったのだけど、
二つとも、小学生の頃には、なくなっていたのだ。
あるのだけど、ないのです。
大好きなお爺ちゃんが亡くなって、大人の理由で代々木のお家は売り払われ、吉祥寺も引っ越したので、
それ以来、ぱったりと、その二つの場所に行く目的も、足を運ぶこともなくなったのでした。一度も。
子供の頃なんて、そこがどこかなんてことは意味を持たず、ただ連れてってもらえるのだから、
自分の記憶の中の二つの町と、今知ってる二つの町は、一度も重なることはなかったのでした。
ぽっかり浮かんだあの場所。
あれはいったいどこだったんだろうと、いつも迷宮入り。
お爺ちゃんに会いに、私とお兄ちゃんを連れて、切符を買って、電車に乗って、お母さんはよくよく通っていた
とっても楽しかった記憶のある場所。
お母さんもなんだか楽しそうだった場所。
格好いいお爺ちゃんがいた場所。
よかった場所。
ずっとずっと、もう一度いってみたくて、
昨日なんとなくそんな話しになり、お母さんもわからないと言いながら適当な方向を教えてくれたので
フラリといってみることに。
一人で来た事なんかないのに、人間の記憶とは凄いもので、なんとなくいける、みるみるうちに記憶の中の四つ角へ、
そこをもう少し進んだら。
最後にきたのは20年程前、きっと、私はまだ電信柱の1/5程の背だったんじゃないかなぁ
記憶は凄いが曖昧で、景色の骨格だけは変わっていなく、いつかきた事あるような、そんな気配に包まれた。
後で、お母さんに説明すると、そこだわ〜!て喜んでいた。
ちゃんと、たってた、家が。
それから、家の人もたっていた。
家の前にどでかーい三脚をセットして、紫陽花を撮ってるおじさんが。
たしかカメラはyashicaかなんかで、細い路地裏で、えらく夢中だった。
通りすがりが立ち止まって見ていったくらい大きな紫陽花が咲いていて
その家はひと際お花が並んでて、よかった。
私はこの家の現場検証の為にだいぶ怪しいくらい至近距離うろついていたのだけど、
おじさんは自分の世界に没頭していたのだろう、見向きもしなかったのだ。
私がカメラを今日下げていないばっかりに!
下げてたら、カメラ談義に花が咲いたところですかさず、実はここ、母の実家でそして私も子供の頃遊びに来てたんです。
今はこんな人が住んでるんだな〜とか、もう私達の場所ではないけど
面白そうな人でよかった。20年の時間旅行は面白かった。
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