今年の5月はきっと忘れない。
もうすぐここを出て行く。
たくさんの人を巻き込んで、
最初は心配もわくわくとおんなじくらいあったけど、
はじまってみたら楽しいことだらけだった。
毎日、台所に誰かがたっていて、
帰ったら、毎日違う匂いがして、
その人の作り出すごはんの匂いは、
みんなを包み込んでいる。お話声や、笑い声、音楽と。
ひとつ屋根の下。
ごはんを囲む、映画を囲む、かこむ、かこむ。
知らない人も知ってる人も、
ひとつ屋根の下。
家の中。みんな家の中。
ようこそ平屋へ。
アグネスが、昨日いちにち平屋にいた。
お願い、今日は一日平屋にいさせて。と。
看板を出さずに、パーラーを開いていた。
贅沢なパーラー。ひみつのパーラー。
昨日の天気は最高で、昼寝したり、漫画を読んだり、
ころころしたり、蟻んこの観察や植物の観察をしたりしてアグネスは遊んでいた。
アグネスは光をみたって。
そうそう、私がこの家でいちばん好きなとこ。
アグネスにも見えたって、それが嬉しかった。
風で揺れる光。とくに西日の射す時間。
ときどき、誰かの気配と間違えてしまうほど。
光と影がダンスする。
こんな家にまたいつか住めるだろうか。
そんなことを、ぼーっとひとりのとき考えた。
庭にバラが初めて咲いた。
この木、薔薇の木だったんだー。
3年間花を咲かせなかった真っ赤な薔薇が2つ。
野いちごも沢山咲いた。
さようならを言ってくれているよう。
さてさて、明日も晴れるかな。
明日は奇跡的に決まった、「平屋で歩屋」の夜です。
思えば去年の5月から始まっていたのかな。
高知にいって、カルマで働くことになってからたくさんの人に出逢った。
みんなに繋げてもらった縁で、きっと明日の夜もあるのでしょう。
すごいタイミングで「歩屋」の歩さんが東京にくることに!
園部くんの電話でのかるめのひとことで「平屋で歩屋」実現。
明日の夜は平屋が高知に、アジアに、なってしまうらしい。
どんな風が吹くでしょう。

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