同じくカメラマンとして働いていた女の子がいました。
タケちゃんとは写真を撮るスタンスや、気持ちとか、もっといえば、
日々大切にしてるものとかが似ていて、
同じ場所で同じ仕事ができてることを幸せに感じていました。
しかしその頃の私といったらうまくいかないことばかりで、自信喪失MAX期。
すぐ寝るのが得意なはずが、前日はなかなか寝れない、夜中に目が覚める、などの異常現象が・・・
横浜へ向かう足取りはいつも重かったのです。
そんな気持ちでいい写真なんか撮れるはずないのに、そんな調子なものだから、
行きの電車の中では、自問自答。
写真をなぜ撮ってるか?好きでやってんじゃないのか。 とか、
自分に問いただし気持ちを確かにしなければ向かえなかった。
はー今思っても、余裕がなかったあのとき…。
さぞかし険しい顔してたんだろうな電車の中で。
そんなときにタケちゃん。
自分が撮影でもそうでなくても、私が撮影の朝はいつもメールをくれるのです。
そのメールは不思議なもので、世界がガラリと変わって見えるような、
曇ってた眼鏡を誰かにキュキュキュと拭かれたような
それを読んだあとは。
ほんとだ今日はこんなに太陽が出てるじゃないか。とか、なんだか空気がキラキラしてるなぁ。とか 、
あぁ、気づかなかったけど、なんて綺麗な朝なんだろう。とか、
涙が出そうになったこともある。
たけちゃんのメールで毎回ハッとしたもんです。
余計な緊張や不安で、うっかり大事なものが見えなくなっていたのです。
そういうことに気づけなければ、キャメラマン失格!
あの頃はその朝のメールで、背筋がすっと伸び、
元町中華街を降り、山手へ向かう階段は若干勇み足なほど。
同じ環境で、同じ仕事に挑むってことで
楽しいことも、大変なことも、分かち合えたんだと思うのだけど
それ以上に、タケちゃんと私の、真ん中にあるものがおんなじだったんだろうと思う。
だからあの時期、怒られながらも、二人では写真をキャッキャと楽しんで。
写真が好きな気持ちを見失わないでいれたのはタケちゃんがいたからかもな〜とも思うのです。
その後彼女は横浜を去り、違う環境で写真を勉強しに、
導かれるように単身静岡にいってしまいましたが、
しばらくしてなんと、去年突然結婚&妊娠の報告が。
最近また春の便りが届き、お腹の赤ちゃんが洋服の上からでもわかるくらい動くんだそう。
とっても嬉しい 幸せな気持ちがいっぱいつまった手紙が届いた。
今年は私の周辺で出産ラッシュなのだ。
お腹が膨らむって、不思議でしょうがないけれど、
あれは幸せな光景だよね。
みんなの赤ちゃんが無事に元気で出てくるまでは、
老婆心なみに楽しみ&心配でなりません!
山手に通ってた頃帰り道によくいた山手マッサージの犬。


そしてりっちゃんの第2子、首が座った麟太郎3ヶ月。
こちょこちょするとにやぁと笑うんだこれが。

すやすや。

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