この宇宙の不思議を、なんだか写真を撮りながら探っているんだなぁと
いろいろいろいろな体験をしたり、見聞を広げながら思うのです。
写真の根源は光と闇で
そんなあたりまえなことを最近もう一度勉強しなおしたら
この世界と一緒なんだな。つくりが。
とつくづく思ったのでした。
山登りの帰りに見た 積乱雲。
雷雲をたずさえながら すごいエネルギーを放出しながら
稲妻や 稲光や 縦や横や ときどきクロスしたり。
とんでもない空を見た。
あんなに、広い視野で空があんなに怒ってるのをじーーーっと見れたことは始めてだった。
昔の人はこれを龍だと思ったんだね。
恐ろしかっただろうな。
電気を発明した人はこの自然現象を見て実験してみたにちがいない。
この稲妻一本で、地球上の何家庭の明かりがつく?
なんて、馬鹿げた質問だったらしいけど、知ってる人いたら誰かおしえてください。
神々しすぎる。ってさらりと興奮気味にせきちゃんがゆったんだけど
まさに、それだった。
こうごうしい。
人生で一度も使ったことなかったけど。
今夜は気に入って、というか、ぴったりで、何回でもゆわせてもらおう。こうごうしい。
ピカッと光った時、真っ暗で何も存在しないと思ってた空に
雲のいろんな形状が一瞬にして映し出された。
一瞬で空が昼間みたいに白くなって、それはそれはどこまでも強い光。
見えないだけで、光があたるとそれは存在になる。
だからここに今あるものも、光を失ったら、ないものになるの?
ないと思ってたものも、もしかしたら、じつは、光があたってないだけかもしれない。
目に見えるものがすべてじゃないということもわかってるはずだったけど
わかってないことだらけだ。
そこがなんだかこそばゆくて、知りたくて、不思議で、魅力的で、ロマンチックで、
光と闇が映し出す、この宇宙ファンタジー。
そして「瞬間の美学」。
これは今回の夏登山in八ヶ岳の流行語大賞に勝手に決定!
雲の流れや、星の瞬きや、こくこくと変わって行く山の景色を、山小屋の前で夕飯食べ、ワインを飲みながら見上げてたら普通に流行ったわけです。
そしてわたしたちはほろ酔い気分で真っ暗い宇宙の片隅に建てたテントの中に、静かに消えていくのでした。また朝の光が届くまでおやすみなさい。
2008.0818-19
登った山 八ヶ岳の赤岳2899m 阿弥陀岳2805m
一緒に登った人 隊長せきはん、タイムキーパータッキー、お菓子係夏子、最近ジャパン登山ブームのマシュー、記録&ナンこねこね係リカメラ。
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