隆ちゃんが日本に帰ってきた。
隆ちゃんとは 2年前、沖縄の小さな島の小さな宿で、
なんとなくゆー太が言葉を交わし、なんとなく私がおにぎりを与えた人。彼は青い空青い海をよそ目に、漫画ばかり読んでいて、海パン持ってなくて、毎日ふりかけご飯しか食べていない、沖縄の夜なんか真っ暗で怖くて歩けない、見た目からは想像できないくらい、まるでおびえた犬でした。 ある一つの出会いかと、私とゆ−太は海パンのない彼を置いてさっさと波照間島に渡り、夏休みでした、自転車こぎながら棒アイス食べてた。
そしたらいつの間にかいた。また同じ宿にうろうろと、隆ちゃんはいた。
それからは、帰るまで一緒に過ごし、釣りしたり星見たリ月待ったり毎晩泡盛と壁にヤモリのいるお茶の間でしゃべり、
隆ちゃんはしばらく沖縄に残っていたけど
帰ってきても唯一ちゃんと会っている。
そんな隆ちゃんがアジア東欧の旅を終えて
「帰ってきました。」と連絡がきて、会わずにはいられない、早速、集合。
電車乗れるかな、都会歩けるかな、ワイルドになっていたらどうしよう。。いろいろ心配していたのだけど、
とくに。痩せて肌がツルツルしてたくらい。あとは玉葱を刻む事が好きになっていたくらい。薄く、薄ければ薄いほどいいと嬉しそうだ、もはや旅人の語る話題ではない。あとはいつも 指先がニンニク臭かったらしい。嬉しそう。
変わった。玉葱の事なんて15ヶ月前は何ひとつ言っていなかったんだから。
中国からラオス、タイ、バングラデシュ、ミャンマー、インド(私がバラナシだった時彼はコルカタにいた)、パキスタン、イラン、トルコ、東欧。世界には臭すぎて歩けない道があるという。ラオスはのどかでいいらしいし、バングラデシュはインドよりインドだってゆう。中国の奥地には、ハウマッチ。バス。も通じない場所があるという。中国男性は街着も作業着もどんな時もTシャツに黒ジャケット足下は革靴。なんかテレビで見たことあるけど、その格好で山も登ってたって。イランの若者は東洋人が好きではないらしい、それか隆ちゃんがしかめっ面してたか。宗教上お酒が飲めないおっさん達はアイスクリーム屋さんでたまるらしい。ジョッキにはアイス大盛り。燃料ゼロでエベレストに登る日本人に会ったそうで、そんな事可能なのだろうか?旅先では噂だけ有名な日本人がいるそうだ。タイのジムは会費200円/年。隆ちゃんは趣味が筋肉になっていました。パキスタンは思ってたより怖くなさそうだし、むしろ電車でも外人料金とかがあるらしく旅人おもいだ。
ブルガリア、ルーマニア、オーストリア。アジアから入るとやはり物価の高さが身にしみるし、不便さはないけど刺激は物足りなそうだった。アジアでは少しのお金で美味しいものが笑えるくらいお腹いっぱい食べれる。暮らしやすいとか、生活のしやすさ。てどこにあるのだろう。何を重視するかだけど、便利さだけではないような気がする。オーストリアはドラクエだったとゆう。浮いた勇者だったに違いない。
色々想像してたけど、ぜんぜん、変わってなかった。
人ってそう簡単には変われないんだった。自分もそうだったけど、一人旅をして人生観が変わった。
なんてことはない。
帰ってきて、家のお風呂やお母さんのご飯や自分の部屋のお布団が泣けるほどいとおしく極上だということ。日本て素晴らしい、豊かについて考えたり、日本のこと知らない、世界もまだもっと広い、自分の視野を測れたこと。
何度もいうように、隆ちゃんは笑えるくらい変わってなかったのだけど、その目は15ヶ月前とは 違う目で、毎日洗濯だけしてたとしても、玉葱だけを刻んでたとしても、色んな世界の片隅で玉葱刻んでる彼は面白いし、嗅いだことない匂いをかいで、ふらふらしてたんだろーなー。漫画読んでたんだろーなー。西浜荘でそうしてたように、なんら変わらず。
隆ちゃんの 目に映った景色、ぜんぶ見てみたい。
No comments:
Post a Comment