バラナシの とある宿の屋上にある食堂で 私は 家族と いた。
たしか、カレー を食べて、 私の隣には主さんが座っていて、前にカズキ、その隣には お圭さん がいた。ポテトサラダを頼んだら、炒めたポテトがでてきたんだ。四角い木のテーブルで、部屋は少し黄色っぽい 灯り。私の記憶の 景色は そんな 感じ。
ごったがえすインド人に紛れていた3人を初めて見たのはカジュラホ行きのおんぼろバスの中。その日の朝勢いでデリーを出発し、次から次へと来る予期せぬ状況に、緊張しながら流れてみるしかなかった私はそのバスの最高列に5センチお尻がのる程度の席を与えられ(6人がけに9人くらい詰め込まれる)隣の韓国人女性の怒りを聞いていた。コンフォタブルじゃない、どーにかして!バスの人に訴えていたけど、私にはどーすることもできない状況にみえたし、5センチ座れて良かった。とさえ思いながら、自分の中の諦めの早さを発見したりしていた。
そう、そのバスに乗らなければ。
出会うことはなく、 とりわけなんともなく過ごしていたんだと思う。
でも 出会っちゃったんだ。
最後の晩餐、四角いテーブルで話した、日本でまたご飯でも 食べよう 。ナイルにいくかー なんて 異国での 現実味を帯びさせない会話が
ほんとになる。
北海道からカズキがやってくる。久しぶり インド疑似家族再結成。
日本で見るみんなはどんな 顔してるんだろー。
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